法律の視点から読む社内恋愛がバレたときに退職になるってあり得るの?
2017/04/08
今日の恋愛において、自由であり、好きな気持ちは誰にも止めることが出来ません。
勿論、その関係性が法律に背くような場合においては、世間的にも非難されるかもしれませんが。
しかし、社内恋愛をしたからと言って、退職させられるようなことはあるのでしょうか?
それが、例え法律的に合法でも、会社側ではNGとして、退職を迫られることがあるのかどうかについて、考えてみましょう。
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何ら効力はない
会社側が社内恋愛を禁止しているからと言っても、それが法律的に罰せられるわけではなく、ただ単に漠然的に禁止している所が多いのです。
勿論、単に社内恋愛をしているだけであれば問題は無いものの、そこに社会的な悪いイメージや業績に問題が生じるようなことが起きれば、当然、社内恋愛をしてはいけない、それに対する罰が待っているのです。
隠れて秘密に付き合っている状態で、仕事に支障がなければ、特に規制されることもないでしょう。
仕事に支障が出る場合
二人がイチャイチャしていれば、いくら公認と言っても、二人の事を見てしまいますし、嫉妬してしまう上司や同僚なども出てきます。
あまりに過度な付き合いをしていて、それが会社の人の業務に差しさわりがあるようであれば、どちらかを異動させると言った回避処置はあるでしょう。
退職させると言うのは、よっぽど酷い行為をした場合に限ります。
例えば、仕事中に、二人でデートに行ってしまったと言ったようなことが連日続き、注意しても改善しない場合等は、業務に支障が出る為、辞職を促されるかもしれません。
職場はイチャイチャする所ではなく、仕事をするところですからね。
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自ら辞める場合が多い
社内恋愛が禁止されている会社では、当然ばれたらまずいのですが、法律的に罰せられることもないですし、会社側で退職に追い込む効力もありません。
ただし、大体の場合、自ら辞める人が多いのです。
それは、二人の仲がばれて、社内の雰囲気が悪くなり、居れなくなったと言ったところでしょう。
その為、例え社内恋愛がOKであっても、出来るだけ秘密にしているというカップルも多かったりします。
リストラ候補に挙がることも
例えば能力がほとんど同じ社員がいた場合、職場恋愛している人としていない人では、職場恋愛していない人を会社は残します。
もちろん能力だけという単純なことでは測れず、その人の性格や協調性、将来性など色々な要素が関わってきますが、職場恋愛をしているということは会社的には決してプラスのイメージにはならないということです。
とくに経営陣が古い企業や、上司が40代以降の場合は、職場恋愛など言語道断だ!と考えている人も少なくありません。
会社的には建前上OKにしていても、実際に職場恋愛がバレてしまうと仕事を減らされたり、ポジションを降格されたりなどはザラにあります。
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